チップとゲーム代を記録して、収支を正しく把握する

最終更新日: 2026-10-29

対局の成績は、半荘ごとの順位や点数だけでは決まりません。一発や裏ドラなどで受け渡すチップ、場所を借りる費用といった、半荘の外側にある要素も含めて振り返ると、実態に近い数字が見えてきます。

このページでは、雀日記でチップとゲーム代を記録する方法と、それらが「収支」にどう反映されるかを、計算例を使って説明します。

収支の計算式

雀日記の「収支」は、1つのゲームについて次の式で計算されます。

収支 = 成績ポイントの合計 × レート + チップの枚数 × チップ単価 − ゲーム代

成績ポイントは、半荘ごとに持ち点・ウマ・オカから計算される値です(計算方法はガイド「ゲーム設定の各項目を理解する」を参照してください)。レートは成績ポイントを表示用の数値に換算する倍率で、チップ単価はチップ1枚あたりの値です。単位の表記は「ゲーム設定」の「ポイント単位」で変えられます。

雀日記は、対局の結果を記録して振り返るためのアプリです。単位は自由に設定できますが、金銭を賭けた麻雀を推奨するものではありません。

チップを記録する

チップは、半荘ごとではなくゲーム単位で記録します。ゲーム画面の下部に、プレイヤーごとの「チップ」の欄があります。

  1. 対局が終わったら、各プレイヤーのチップ欄に、受け取ったチップの枚数を入力します。
  2. 支払ったほうが多い場合は、符号の切り替えボタンでマイナスにします。
  3. 入力した枚数はすぐに保存され、収支に反映されます。

チップは参加者全員の合計が0になるのが普通です。全員分を入力したら、合計が0になっているかを確認すると入力ミスに気付けます。

ゲーム代の2つの種別

ゲーム代は、場所代などの費用を記録するための項目です。新しいゲームには「メニュー > ゲーム設定」の既定値が使われ、作成後はゲーム画面の「ゲーム情報」から開くゲーム編集画面で、金額と「ゲーム代種別」を変更できます。

種別かかる回数向いている場面
ゲーム毎1回でも打ったプレイヤーに、ゲームにつき1回時間制の場所代を人数で割る場合など
ゲームエントリー毎打った半荘の数だけ1半荘ごとに料金がかかる場合

どちらの種別でも、一度も卓に入らなかったプレイヤーにはゲーム代はかかりません。5人で集まって交代で打つ場合も、実際に打った人だけが対象になります。

計算例

次の設定で、Aさんが4半荘打った場合を計算してみます。

  • レート:100
  • チップ単価:200
  • ゲーム代:500(ゲームエントリー毎)
  • Aさんの成績ポイント:+42.0、−18.5、+9.3、−7.6(合計 +25.2)
  • Aさんのチップ:+3枚
項目計算値
成績+25.2 × 100+2,520
チップ+3枚 × 200+600
ゲーム代500 × 4半荘−2,000
収支+1,120

ゲーム代が「ゲーム毎」なら、ゲーム代は1回分の500だけなので、収支は +2,620 になります。同じ成績でも、費用のかかり方で最終的な数字は大きく変わります。

ホーム画面での振り返り

ホーム画面では、月間・年間の収支の推移とあわせて、チップとゲーム代もそれぞれ集計されます。「成績はプラスなのに収支が伸びない」という場合は、ゲーム代の比重が大きくなっていないかを確認してみてください。

よく使うレートやチップ単価、ゲーム代は、「メニュー > ゲーム設定」で既定値として保存しておけます。新しいゲームにはこの値が最初から入るので、毎回入力する手間が省けます。